エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.224
2013.04.10 更新
文:GDM編集部 池西 樹
画像でのチェックが終わったところで、ここからは「GA-C1007UN-D」を実際に動作させて、その実力を確認していくことにしよう。ちなみに、今回検証に使用したのは“テストサンプル品”のため、製品版とはパフォーマンスが異なる可能性があることをあらかじめお断りしておきたい。とは言え、テストをした限りは良好な結果を示しており、そのポテンシャルの高さは十分感じ取ることができるだろう。
また、電源ユニットについては、適当な小容量モデルがなかったため、手持ちの中で最も電源効率の高いPLATINUM認証電源ユニットENERMAX「EPM1000EWT」を使用している。実際には、より容量の小さいモデルやACアダプタを用意することで、さらに効率的な運用ができるはずだ。
「GA-C1007UN-D」に採用される制御プログラムはGIGABYTEではおなじみの「Dual UEFI」。マウスでの操作に最適化されたGUIは秀逸で、画面切り替えや設定時のもたつきもなく小気味良く動作する。また、省電力マザーでは省略されがちな、各種倍率やコア制御機能も用意されているため、用途によってはコア数を減らしたり、倍率を落としてさらに省電力化を推し進めることができる。
省電力向けマザーボードでは、簡略化されることが多い制御プログラムだが、GIGABYTEでは手を抜かず「Dual UEFI」を搭載 |
コア倍率は8倍~15倍、メモリクロックは800MHz、1,066MHz、1,333MHz、1,600MHzの4段階が用意されていた |
基板上のシステムファンは「Dual UEFI」から回転数を制御できる。常時起動PCではファンの騒音は重要なファクターとなるが、別途ファンコントローラを用意する必要がないのは嬉しいところ |
SATAモードはIDEとAHCIを選択可能。残念ながらRAID機能は搭載されていない |
ATA Port Informationでは、各ポートのホットスワップ設定が可能。ファイルサーバーとして利用する場合には非常に有効な機能だ |