エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.226
2013.04.16 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「H61M-VG3」のUEFIは、これまで検証してきたASRock製マザーボードと同じ、マウス操作に最適化されたグラフィカルなUIを採用する。画面の右側には各項目の説明も表示されるため、一度でも触ったことがあれば戸惑うことなく設定できるだろう。ただし、エントリー向けのIntel H61 Expressチップセットを搭載するため、オーバークロック向け設定には一部制限があり、CPUによっても設定項目が変化する。
マウス操作に最適化された独自UEFIを採用。画面の右側には設定項目の解説が表示される |
Core i7-3770Kを搭載した場合、コア倍率はTurbo Boostの最高値39倍まで設定可能 |
Turbo Boost機能に対応しないCeleron系CPUではコア倍率の項目が削除される |
Core i7-3770Kでは、メモリクロックは800MHz~1,600MHzの5段階が用意される |
1,600MHz設定のXMPプロファイル読み込みにも対応する |
Celeron G1610では、メモリクロックは1,333MHzまでに制限され、XMPプロファイルの読込にも対応しない |
Celeron G530では、さらにメモリクロックが制限され1,066MHzまでの対応となる |
メモリタイミングは搭載CPUに関係なく設定可能 |
SATAモードはIDEとAHCIの2種類で、RAID機能は非搭載 |
CPUファンの回転数は、温度によって自動制御できるため、静音性と冷却性能を両立できる |
ネットワークの接続を制限する「Online Management Guard(OMG)」や定期的にCPUクーラーを回転させ、ケース内の湿気の上昇を防ぐ「Dehumidifier Function」など独自機能にも対応する |