エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.234
2013.05.18 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
3DMark「Fire Strike」による各電圧の変化 |
3DMark「Fire Strike」による各電圧の最大/最小/平均値 |
次は定番ベンチマークソフト「3DMark」を使用し、3Dゲームプレイを想定した負荷テストを実行した。設定は最も負荷の高くなる「Fire Strike」の“Extreme”プリセットを使用、ベンチマーク中の消費電力は210Wだった。
再び変動幅を確認すると、やや幅は広がった感はあるものの非常に高いレベルで安定している。+12Vと+3Vはともに最大/平均値で0.019V、+5Vは0.016V幅に収まった。ちなみに+12Vと+5Vに関しては、最大・最小値ともに「OCCT 4.4.0」とまったく同じ数値を示している。これまた高い安定性のゆえだろう。
FF14 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編による各電圧の変化 |
FF14 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編による各電圧の最大/最小/平均値 |
最後は実際のゲームベンチから、大型MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の2期目タイトル“新生エオルゼア”のベンチマークテスト。テストにあたっては品質設定を“最高品質”にセットし、1,920×1,080ドットの解像度で計測を行った。ベンチマーク中の消費電力は最大で203W。
ゲームプレイ時には突発的に大きな負荷がかかるシーンも多いだけに、電力面の安定動作は気になるところ。その点「Silencer Mk3 850W」の挙動は期待通りのもので、+12Vと+5Vは最大/平均値で0.03V弱、+3Vは0.021Vの変動幅に収まった。これまで同様平均値が最大値に極めて近く、ほとんど誤差と言える範囲に留まっているのはさすがだ。