クロックを2段階調整できる「OC Genie 4」など、多彩なオーバークロック機能をチェック

MSI 8 シリーズでは、1クリックオーバークロック機能「OC Genie」が「OC Genie 4」にバージョンアップ。基板上のスイッチで、「OC Genie Mode」（パフォーマンス14％アップ）と「Gaming Mode」（パフォーマンス20％アップ）の2種類を切り替えて使用できる。また起動ROMを選択できる「Multi BIOS Switch」、POST状態を確認できる「Debug Led Panel」、設定時に便利な「Easy Button」群、リアルタイムで各種電圧を確認できる「V-Check Points」など、オーバークロックに有用な機能が多数装備されている。

「OC Genie」の動作クロックを調整する「OC Switch」。「OC Genie Mode」（スイッチ下）と「Gaming Mode」（スイッチ上）の2段階に切り替え可能

オーバークロック設定に便利なボタン群は、基板下にまとめて配置。右側2つの「Direct OC」（+/-）ボタンを使えば、Windows起動中でもリアルタイムにBCLKを調整できる

POST状態を確認できる「Debug Led Panel」。デバッグコードの内容はマニュアルに記載されている

基板上には2つのBIOS ROMを搭載。起動ROMは手前の「Multi BIOS Switch」で切り替えできる

CPUの入力電圧、メモリ電圧、CPU Core 0電圧などを測定できる「V-Check Points」

CPUソケット下の「V-Check Spot」では、CPU Core 1～3やPCH周りの電圧を測定可能

次回起動時に「Click BIOS 4」に強制的に移行する「GO2BIOS Button」

バックパネル部には「Click BIOS 4」の設定を初期化する「CMOS Clear Button」を搭載