エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.240
2013.06.12 更新
文:GDM編集部 池西 樹
SATA3.0(6Gbps)ポートは、チップセット標準の6ポートと、Marvell「88SE9172」による2ポートの計8ポート構成。またバックパネルには、eSATA3.0(6Gbps)×2が用意されているが、こちらはMarvell「88SE9172」の内蔵2ポートと排他使用になるため注意してほしい。
黒とグレーの2色に配色されたSATA3.0(6Gbps)ポート。パフォーマンスを重視する場合は、チップセット標準の“黒”のポートに接続する |
「電源」「リセット」「CMOSクリア」ができる「クイックボタン」、使用ROMを切り替える「BIOSスイッチ」、コア電圧やメモリ電圧をテスタで測定できる「電圧測定ポイント」など、「GA-Z87X-UP4H」にはチューニング機能も充実しており、オーバークロック用途に購入してみるのもいいだろう。
バックパネルインターフェイスは、USB3.0×6、eSATA3.0(6Gbps)×2、ギガビットLAN×1、音声入出力×6、光オーディオ端子×1、DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1、PS/2×1を搭載。なおギガビットLANチップには、CPUへの負荷が小さく、安定性に定評のあるIntel製を採用する。
4ポートのディスプレイ出力を搭載し、オンボードグラフィックスでトリプルディスプレイに対応する |
ギガビットLANチップは、Intel「WGI217V」。製造プロセスは40nm、TDPは0.5Wで、0~85℃の広い温度域で動作する |
続いて、各種コネクタやピンヘッダ類をチェックしていこう。
電源コネクタは、ATX 24pin+CPU 8pinの標準的な構成 |
ピンヘッダは、基板下側にまとめて配置。ちなみにUSB3.0ピンヘッダはメモリスロット脇にも2ポート分が用意される |
簡易水冷キット向けに、CPUクーラー用ファンコネクタは2口搭載 | PCI-Express(x16)へ電源を供給する、拡張電源コネクタ。マルチグラフィックス環境で、動作が不安定な場合には接続してみるといい |