エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.242
2013.06.16 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x8)×1(x16形状)、PCI-Express3.0(x4)×1(x16形状)、PCI-Express2.0(x1)×2、PCI×2を搭載する。新旧の拡張カードをもれなくサポートするのはもちろん、NVIDIA SLIとAMD CrossFire Xのマルチグラフィックス技術に両対応。ゲーミング用途でも期待のパフォーマンスを発揮できる。なお、こちらもメモリスロット同様、新設計のピンデザインにより信頼性が高められた。
余裕をもったレイアウトを採用し、上から2本ののPCI-Express(x16形状)スロット間には3スロット分の空きスペースを確保。マルチグラフィックス構築時でも十分なエアフローを構築できる | |
マルチグラフィックス技術は、Quad/3-Way SLIとQuad/3-Way CrossFireXに対応する |
SATAコネクタは、チップセット内蔵のSATA3.0(6Gbps)×6とASMedia「ASM1061」チップによるSATA3.0(6Gbps)×2を合わせた計8ポートを実装。さらにASMediaチップのSATAポートとは排他利用となるeSATA×1をバックパネルに備える。また、チップセットレベルでRAID 0/1/5/10をサポートするため、複数台のドライブを用意すれば、高速ストレージやデータの冗長性バックアップを手軽に構築可能だ。
SATA3.0(6Gbps)ポートは計8ポート構成で、一般的な用途なら不足を感じることはないだろう。右端のSATA3_A0/A1がASMediaチップで、それ以外がチップセット内蔵のポートとなる |
I/Oパネル周りには、「A-STYLE」マザーボードならではの充実した便利機能の数々が搭載されている。インターフェイスはUSB3.0×4、USB2.0×2、eSATA×1、PS/2×1、音声入出力×5、光オーディオ端子×1、IntelチップのギガビットLANを実装。ディスプレイ出力はDVI-D×1、D-Sub×1、HDMI×1、DisplayPort×1を備え、4K2Kの超高解像度出力やトリプルディスプレイ出力に対応している。なお、縦配置のHDMIは「HDMI-In」で使用するHDMIパススルー入力端子だ。