コンパクトかつハイエンドなゲームPCに最適な「G1.Sniper M5」

GIGABYTE「G1.Sniper M5」 実勢価格25,000円前後 製品情報（日本ギガバイト）

「G1.Sniper M5」は、Intel Z87 Expressチップセットを採用したMicroATXマザーボード。ヒートシンクの水冷機構やPLX製ブリッジチップを除けば基本機能は「G1.Sniper 5」とほぼ同等。Creativeの「Sound Core3D」や交換式オペアンプも搭載され、コンパクトかつハイエンドなゲームPCに最適な一枚だ。
　主なスペックは、SATAポートがSATA3.0（6Gbps）×6、メモリスロットはデュアルチャネル対応DDR3×4。拡張スロットはPCI-Express3.0（x16）×1、PCI-Express3.0（x8）×1（x16形状）、PCI-Express2.0（x4）×1（x16形状）、PCI-Express2.0（x1）×1で、マルチグラフィックスは2-Way NVIDIA SLI/AMD CrossFireXに対応する。

ゲーミングマザーの敷居を下げるコストパフォーマンスモデル「G1.Sniper B5」

GIGABYTE「G1.Sniper B5」 実勢価格13,000円前後 製品情報（日本ギガバイト）

「G1.Sniper B5」はチップセットにIntel B85 Expressを採用し、実売13,000円前後という低価格を実現したコストパフォーマンスモデル。品質規格は「Ultra Durable（TM） 4 Plus」、オーディオチップは「Sound Core3D」ではなくRealtek「ALC898」を採用しているが、交換式オペアンプやニチコン製オーディオ用コンデンサを採用、充実したサウンド回路を備えている。
　SATAポートはSATA3.0（6Gbps）×4、SATA2.0（3Gbps）×2の6ポートで、メモリスロットはデュアルチャネル対応DDR3×4。拡張スロットはPCI-Express3.0（x16）×1、PCI-Express2.0（x4）×1（x16形状）、PCI-Express2.0（x1）×2、PCI×2で、マルチグラフィックスは2-Way AMD CrossFire Xに対応する。

ブロックダイアグラムから読み解く「G1.Sniper 5」

GIGABYTE製マザーボードでは、ありがたいことにマニュアルに詳細なブロックダイアグラム図が記載されている。そこで、続いてはブロックダイアグラムから「G1.Sniper 5」の機能を読み解いていくことにしよう。

「G1.Snipr 5」ブロックダイアグラム図

CPUから伸びるPCI-Express3.0レーンは、PLX製スイッチチップ「PEX8747」を経由して4本のPCI-Express3.0（x16形状）スロットに分岐されており、最大4枚のグラフィックスカードをすべてx8で接続できる。またSATA3.0（6Gbps）増設チップMarvell「88SE9230」は、PCI-Express2.0（x2）でチップセットに接続され、帯域幅が広く確保されているのも特徴だ。なお気になるパフォーマンスについては、後半のテストセッションで検証をしているのでそちらを参照していただきたい。