エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.258
2013.08.17 更新
文:GDM編集部 池西 樹/松枝 清顕
基本的なスペックを確認したところで、ここからは「PASSANT Ex DeVIL GaMERz FX」を実際に動作させ、気になるパフォーマンスや冷却性能を検証していこう。FX-9590とRadeon HD 8990という、AMDプラットフォーム最上級の組み合わせは、どのようなポテンシャルを秘めているのだろうか、楽しみだ。
デバイスマネージャの“プロセッサ”には、8コア分のAMD FX-9590がずらりと並ぶ。また“ディスプレイアダプター”には、デュアルGPU構成のRadeon HD 8990が認識されているのが確認できる |
CPU-Z 1.65.0でプロセッサを確認。FX-9590のコアクロックは、負荷に合わせて1,400MHz~5,000MHzまで大きく変動する |
GPU-Z 0.7.2の結果。デュアルGPU構成のRadeon HD 8990は、標準でAMD CrossFireXが有効になる |
GPUコアクロックは300MHz~1,000MHz、メモリクロックは150MHz(実行速度600MHz)~1,500MHz(同6,000MHz)で切り替わり、アイドル時の消費電力を抑える仕組み |
Windows 7エクスペリエンスインデックスによるベーシックテスト。プライマリ ハードディスクは最高値の7.9、それ以外もすべて7.8と文句なしのパフォーマンスを発揮している |
CrystalDiskMark 3.0.2を使い、ストレージの性能も確認しておこう。左がシステムドライブのSAMSUNG「SSD 840 Pro」(256GB)、右がデータドライブの東芝「DT01ACA300」(3TB)の結果。データドライブもシーケンシャルアクセスを中心に優秀な結果で、大容量データのバックアップには最適だ |