エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.259
2013.08.20 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
フロントパネルの格子デザインを引き継ぎ、トップパネルもリア部まで通気孔が設けられている。詳細は後ほど解説するが、ここには140mm口径または120mm口径ファンいずれかを2基搭載できる。なお着脱はリア部にある2本のハンドスクリューを使用。簡単に取り外しができるように設計されている。
フロントパネルデザインの意匠を引き継いだ、トップパネル。通気孔は強度を高めたハニカム構造で、目の細かい防塵フィルタの類いは装着されていない。一般的に排気方向に冷却ファンを搭載することから、ホコリを吸う事は無いという割り切り仕様だ | |
格子デザインの枠と通気孔は、リア側面2個のハンドスクリューで固定されている。ネジを外し、後方へずらすと、簡単に取り外しができる |
PCケース本体をひっくり返し、ボトム面をチェックしてみると、通常あまり見られない長方形のカットが4本確認できる。さて何かと確認すると、ちょうどその上部はトレイ式2.5/3.5インチシャドウベイに当たる。トレイ底面にも穴が空けられている事から、搭載したストレージの熱を逃がしてあげようというものらしい。
長方形の穴(通気孔?)の隣には、2列に並んだネジ穴がある。これについては後述 | 四隅のインシュレーターに当たる滑り止めゴム。ちなみにこの部分の高さは実測10mm、ゴム高は3mmといったところ |
拡張スロットは近頃多い8段仕様。これまでのミドルタワーPCケースは全7段が相場だったが、マルチグラフィックス技術の進化により、3-way対応を謳う8段仕様がデフォルトになりつつある。
3-wayグラフィックスに対応する8段仕様の拡張スロット。穴あき拡張ブラケットは、全てハンドスクリューで固定されている |
サイドパネル左側は、開口部が広いアクリルウインドウ仕様。動作中の内部の状態が確認でき、LED等の発光ドレスアップパーツを組み込んで楽しむ事もできる。右側のサイドパネルは、マザーボード背面エリアである事から、下部に通気孔が用意されるのみ。ちなみにここは電源ユニットの吸気口にあたる。
外装パネルの固定にはハンドスクリューを使用。箇所別に長さが違うという事も無く、全て同じタイプのネジが使われている | |
面積の広い左側面のアクリルウィンドウ(左)と、通気孔が設けられた右サイドパネル(右) |