エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.259
2013.08.20 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
グラフィックスカードは先日検証記事をお届けしたMSI「N780GTX Twin Frozr 4S OC」をチョイスした。パフォーマンスの高さはこの際さておき、重要だったのは、MSIオリジナルVGAクーラー「Twin Frozr 4S」のカバー部に、レッドのアクセントがあること。件のレッドカラーリングから始まる”レッドアクセント”のコンセプトはここでも貫こうというワケだ。
MSI「N780GTX Twin Frozr 4S OC」・・・NVIDIA GeForce GTX 780を搭載するグラフィックスカード。MSIオリジナルの高冷却VGAクーラー「Twin Frozr 4S」を実装し、コアクロック902MHz、ブーストクロック954MHz(それぞれゲーミングモード時)、メモリクロック6,008MHzで、GDDR5 3GB(384bit)のビデオメモリを実装する | |
なんとも贅沢に「N780GTX Twin Frozr 4S OC」をマルチグラフィックス構成に。思惑通り、レッドのラインがほぼ同色で収まりが良すぎる。ただし下から覗き込まない限り、このカラーを楽しむことはできない。グラフィックスカードは基板裏面が上向きに搭載されるが、なぜかこの面に装飾を施した製品は見当たらない |
右側面ボトム部にマウントする電源ユニットには、80PLUS PLATINUM認証の「AX SERIES AX860i」を用意した。このモデルの奥行きは標準的な160mm。ボトム部に障害物がないだけに、スペース的にも余裕をもって固定できる。
CORSAIR「AX SERIES AX860i」・・・80PLUS PLATINUM認証を取得した容量860W電源ユニット。出力は+12Vシングル71.6Aを誇り、マルチグラフィックスのハイエンド構成にも対応。自己診断機能「セルフテストボタン」を搭載する | |
奥行き160mmの「AX SERIES AX860i」がショートタイプに見えるほど、余裕の電源ユニット搭載スペース。非モジュラータイプをマウントしても、余ったケーブルを置く場所に困ることはないだろう |
「AX SERIES AX860i」はフルモジュラータイプの電源ユニットだが、オプションにスリーブケーブルキットが用意されているのをご存じだろうか。以前プレスリリースでご紹介した保守部材扱いのケーブルキットで、リンクスインターナショナルが運営するリンクスアウトレットで購入できる。
CP-8920045(DC/スリーブケーブル)とCP-8920069(ATXメイン/スリーブケーブル)・・・CORSAIRブランドのモジュラー式電源ユニット「AXi/AX/HX/TXM/CXM」シリーズ共通スリーブケーブル。リンクスアウトレットで購入できるドレスアップアイテム |
これらは海外サイト等でよく目にするスリーブケーブルで、1本1本が丁寧に加工されており、実は少々気になっていた。今回はいい機会とばかりに、サンプルを借り受け、フル・スリーブケーブル化させてみることにした。
フル・スリーブケーブル化させてみたところ、さすがに各々の取り回しはし易くなる | |
1本のケーブルが細い事から、付属品では味わえない柔らかさと、見た目のスマートさが特徴。とは言うものの、フル・スリーブ化させる事でケーブル自体の物理的本数が減るワケではない。構成パーツが複数になれば、いい意味でのゴチャゴチャ感がメカ好きの心をくすぐる |