エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.261
2013.08.29 更新
文:GDM編集部 Tawashi
メモリスロットは、CPU側からDDR3-A1/DDR3-A2/DDR3-B1/DDR3-B2の順に並ぶ。2枚実装の場合はA1/B1、A2/B2の組み合わせで使用する。なお最大容量は64GBまで実装できる |
メモリクロックは最大2450MHzまで選択可能。AMD Memory Profile(AMP)をサポートしている。さらにAMDプラットフォームにもかかわらず、XMPプロファイルの読込が可能なため、レイテンシや動作電圧など個別に設定することなく、オーバークロックメモリが使用可能だ。
ゲーミング用途の条件は十分に満たす3-WayのCrossFire XもしくはSLIに対応。いずれもフルレーン動作が可能でグラフィックスカードのパフォーマンスを最大限まで引き出す |
拡張スロットはPCI-Express2.0(x16)×2、PCI-Express2.0(x8)×1(x16形状)、PCI-Express2.0(x4)×1(x16形状)、PCI-Express(x1)×1、PCI×1。グラフィックスカード用には32レーン用意され、PCI-Express2.0(x16)はいずれもフルレーン動作が可能だ。よってマルチグラフィックスは3-WayのCrossFire XもしくはSLIに対応し、モードはx16+x16+x0もしくはx16+x8+x8で動作する。
SATA3.0(6Gbps)ポートは計8ポート構成で、一般的な用途なら不足を感じることはまずなさそう。右端のSATA3_A0/A1がASMediaチップで、それ以外がチップセット内蔵のポート |
SATAコネクタは、チップセット内蔵のSATA3.0(6Gbps)×6とASMedia「ASM1061」チップによるSATA3.0(6Gbps)×2を合わせた計8ポートを実装。また、チップセットレベルでRAID 0/1/0+1/5をサポートするため、複数台のドライブを用意すれば、高速ストレージやデータの冗長性バックアップを手軽に構築可能だ。
色分けされ見た目も鮮やか&使いやすいバックパネル部の各種コネクタは十分な構成 |
バックパネル部のインターフェイスはUSB3.0×4、USB2.0×4、eSATA3.0(6Gbps)×2、ギガビットLAN×1、IEEE1394×1、音声入出力×6、光デジタル×1、同軸音声×1、PS2×2、CMOSクリアスイッチ (LED付)×1と充実した構成。機能不足を感じることはないはずだ。
ハイエンドモデルらしくIntelチップ「82583V」によるギガビットLANが搭載されている |