エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.266
2013.09.21 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
新たに実装された3スロット厚の大型クーラー「TriFrozr」。最高峰の冷却パフォーマンスを誇るその構造物を解剖、じっくり観察してみよう |
ここからは「N780GTX Lightning」を分解し、より内部の構造を観察していこう。まず最初の標的になったのは、カード上部にどっかりと載る巨大クーラー「TriFrozr」だ。
「TriFrozr」は、“ブロペラブレードテクノロジ”を採用するPWM制御のトリプルファンとφ8mmヒートパイプ×7本、銅製ベースの肉厚ヒートシンクを組み合わせた、数あるグラフィックスカードクーラーの中でも最高峰のモデル。ヒートシンク内部の“ディフレクター”でエアフローを最適化する「Airflow control Technology」にもさらなる改良が加えられ、リファレンスに比べGPU温度を7℃低下させつつ、騒音値を5.63dB低下させている。また、PC起動後の数秒間にファンを逆回転させてホコリを吹き飛ばす「ダストリムーバブルテクノロジ」に対応するなど、スマートな機能も装備。長くそのパフォーマンスを維持できる。