エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.267
2013.09.23 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
Cube型Min-ITXケースだけあって、冷却ファンの最大搭載数は3基とやや控えめな「Node 304」。しかしながらフロント吸気92mm口径×2基とリア排気140mm×1基のエアフローレイアウトにより、筐体内部では常に直線的でスムーズな風の流れが構築されている。
フロントパネル内部には、92mm口径の吸気ファン2基が標準で搭載されている。これはホワイト色のインペラが象徴的なFractal Designブランドの「Silent Series R2」で、回転数は1,300rpm。前面には防塵フィルタが装着され、着脱ができるようになっている。
リアに標準搭載される排気ファンは、11枚ホワイトインペラの140mm口径「Silent Series R2」。回転数は1,000rpmで、緩やかに内部の熱を排出してくれる。
標準搭載のリア排気ファンは、140mm口径版「Silent Series R2」。フロント92mm口径ファン同様のホワイト色インペラは、内外装ブラック筐体によく似合う |
本体リア右上部には、ファンコントローラーが標準で装備されている。3段階(低速5V/中速7V/標準12V)の切り替え式で、スライドスイッチにより任意で回転数を上下できるというものだ。シャーシ内部から基板部分を確認すると、3つ分の3pinコネクタが用意されており、「Node 304」標準ファン全てを一括で制御できるというワケだ。
筐体内部から基板部分を確認すると、3つの3pinコネクタが確認できる。つまり標準搭載される冷却ファン3基の回転数をまとめて制御できるのだ | |
リア右上部に用意されている、3段階切り替え式のファンコントロールスイッチ。外部にあるため、起動中状況に応じていつでも回転数を調整可能 |