GIGABYTE「G1.Sniper A88X」 実勢価格13,000円前後 製品情報（GIGABYTE）

AMDの次世代APU「Kaveri」対応を謳うSocket FM2+

次世代APU「Kaveri」に対応するSocket FM2+

優れたグラフィックス性能とコストパフォーマンスの高さから、ミドルレンジ向けプロセッサとして人気の高いAMD Aシリーズ。その次世代APUに予定されているのが、今年1月の「2013 International CES」で発表された「Kaveri」だ。
　AMD APUでは初めて28nmプロセス技術を採用し、CPUとGPUを1つのプロセッサとして扱える「Heterogeneous System Architecture」（HSA）に対応。またGPUコアも現行アーキテクチャ「GCN」へとアップデートされ、パフォーマンスの向上が期待されている。

「G1.Sniper A88X」のブロックダイアグラム。インターフェイス周りのスペックは「AMD A85X」と同等だ

この「Kaveri」に対応するため、「G1.Sniper A88X」ではソケットにSocket FM2+を、チップセットには未発表の「AMD A88X」をそれぞれ採用している。なお「AMD A88X」の詳細は不明だが、ブロックダイアグラムを確認する限りインターフェイス周りのスペックは「AMD A85X」とほぼ同等。少なくともユーザーレベルでは、「AMD A85X」をベースに、対応プロセッサを拡張したものという解釈で問題ないだろう。