トップ部にレイアウトされたフロントI/O

フロントI/Oポートはトップ面に装備。右からUSB3.0×1、USB2.0×2、マイク×1、ヘッドフォン×1が一列に並ぶ。その下は中央にPOWERスイッチ、右側にRESETスイッチ、そして左側には「HIGH/LOW」切替式のファンコントローラーが装備されている。このように、各種スイッチ類やI/Oポートの上面レイアウトは床置きユースを意識したもの。さらにZALMANロゴ部分はスマートフォン等を置くためのスペースも用意されている。

フロントI/Oの上部にはZALMANのロゴが入ったフラットなスペースがある。ここには同期や充電中のスマートフォン等を置く事ができる
	フロントI/Oポート基板部。とかく安価なPCケースでは、雑な作りが目に付く部分だが、意外にも「Z3 PLUS」は綺麗に仕上げられていた

両サイドパネル

片側2個のハンドスクリューで固定されているサイドパネル。左側はデザインカットが施されたアクリル窓仕様で、内部搭載パーツを見て楽しむ事ができる。また右側は張り出しのあるデザインにより、裏配線ケーブルの「行き場」が確保されている。エントリークラスとはいえ、両サイドパネルにもきちんと役割を与えているあたり、手抜かりなし。

左右共にハンドスクリュー固定のサイドパネル。比較的パネル自体は軽くできているだけに、取り扱いはし易く感じるだろう。別段華奢な印象もない

リア部

背面には最上段に2つの水冷チューブ用穴を備え、直ぐ下に120mm口径排気ファン、全7段の拡張スロット、ボトムレイアウトの電源ユニット搭載スペースがレイアウトされている。

拡張スロット横に通気孔を備えたリア部。200mmを切る幅だけに、スリムなシンプル設計

ボトム部

PCケース本体を横倒し、ボトム面をチェックしてみると、後方にボトムレイアウトの電源ユニット用通気孔が確認できる。それ以外は特に装備品は用意されていない。なお四隅のインシュレーターは滑り止めや振動を吸収するような類いのものでは無い、プラスチック製だった。

	四隅のインシュレーターは実測で高さ20mm。おもな役割は、電源ユニットの吸気用にスペースを確保する「高さ調整用」といったところ