「RocketStor 5212」外観チェック

ここからは画像にて「RocketStor 5212」を細部に渡ってチェックしていこう。筐体は光沢仕上げが美しいAPS樹脂製で、本体カラーはアップル製品とのマッチングに最適なホワイトを採用する。なおThunderboltポートは1口のみのため、このデバイスからさらにデイジーチェーンで機器を接続することはできない。

フロント部には「RocketStor」と「Thunderbolt」のロゴがデザインされていた	トップ前方に用意された“Power LED”は、PC接続中のみブルーに発光する
Thunderboltポートと電源コネクタはリア部にまとめて配置	Thunderboltポートは1口のみ。デイジーチェーンで複数機器を接続する場合には、「RocketStor 5212」を末端に配置する
ドライブ脇に用意された着脱用イジェクターを使えば、安全にドライブを取り外すことができる	内部インターフェイスはSATA3.0（6Gbps）に対応。コネクタの手前にはイジェクター機構が実装される
ThunderboltとSATA3.0（6Gbps）対応により、HDDやSSDのパフォーマンスを十分に引き出すことができる
2台のストレージを同時に認識可能。RAID機能は実装されないため、OSからは別々のドライブとして認識される
マウンタ機能を備えたベイカバーにより、2.5インチドライブもグラツキなく装着できる	本体底部にはすべり止め用のゴム足とエアフロー用の通気口を搭載

セットアップにはドライバのインストールを忘れずに

近頃のOSは標準ドライバが充実しているため、多くのストレージ機器は接続するだけで使用できる。今回もそのつもりで「RocketStor 5212」をPCに接続したところ、いつまでたってもドライブが認識されず、少々戸惑うことに。そこでマニュアルを確認してみたところ、Windowsで利用する場合には専用ドライバのインストールが必要になる旨が記載されていた。導入自体に難しいところはないが、別途ドライバが必要になる点は覚えておくといいだろう。

Windows 7では、ドライバ導入前（左）は「Standard AHCI 1.0 SATA Controller」と認識され正常動作しなかった。なおドライバをインストールすると「記憶域コントローラ」の項目に「Marvell 92xx SATA 6G Controller」が追加される
Windows 8のデバイス マネージャー。表示名は「標準 SATA SHCI コントローラー」に変更されているが、こちらもドライバを導入するまで正常動作しなかった
Windows 8.1では、「標準 SATA SHCI コントローラー」のままでもドライブの認識が可能。ただし、こちらも専用ドライバを導入しておいたほうが安心だ