エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.278
2013.11.11 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「PASSANT i7AZ8N78-X」の構成パーツや特徴を把握したところで、ここからは評価機を実際に起動して、冷却性能やハードウェアのポテンシャルを確認していこう。
ベーシックテストが終了したところで、次はCINEBENCH R11.5を使い、CPUのパフォーマンスをチェックしていこう。
CINEBENCH R11.5(pts) |
「PASSANT i7AZ8N78-X」に搭載されるCore i7-4770のスコアは、普段マザーボードの検証で使用しているCore i7-4770Kとほぼ同等。定格運用で使用するなら、上位モデルとのパフォーマンス差を気にする必要はないだろう。
続いてDirectX 11世代の定番3Dベンチマークソフト「3DMark 1.1.0」を使い、グラフィックス性能を確認していこう。プリセット設定はハイエンド向け「Fire Strike」と、最高レベルの高負荷環境を想定した「Fire Strike:Extreme」を選択して計測を行った。
Fire Strike | |
Fire Strike:Extreme |
ハイエンドGPU、NVIDIA GeForce GTX 780のSLI構成らしく、Graphics Scoreは優秀な結果。また総合スコアとGraphics Scoreの差も小さく、GPUの負荷が高いゲームやアプリケーションなら、CPUがボトルネックとなる心配もない。
次に、テッセレーションを駆使した3Dベンチマークソフト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」の結果を確認していこう。なおプリセット設定はDirectX 9のAPIを使う“Basic”と、DirectX 11のAPIを使う“Extreme”を選択している。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0(fps) |
Average Scoreは、負荷の軽い“Basic”で200fpsオーバー、重量級の“Extreme”でも100fpsを超える圧巻のスコア。Min FPSも30fps前後で落ち着いており、計測中にコマ落ちが発生する場面は一切なかった。