エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.279
2013.11.15 更新
文:GDM編集部 池西 樹
いよいよ、ベンチマークソフトを使ったパフォーマンス検証に移ることにしよう。まずは定番3Dベンチマークソフト「3DMark」の計測から。プリセット設定は、ハイエンドグラフィックスカードらしく、DirectX 11対応の「Fire Strike」と、より負荷の高い「Fire Strike:Extreme」の2つをチョイス。なおリファレンスクロックの他、Radeon HD 7950とCrossFire X環境でも計測を行っている。
Fire Strike | |
Fire Strike:Extreme |
「GV-R928XOC-3GD」では、コアクロックのみのチューニングながら、「Fire Strike」で約5%、「Fire Strike:Extreme」では約6%スコアが向上しており、その効果はなかなか大きい。またRadeon HD 7950からのパフォーマンスゲインや、異種CrossFire Xのスコアの伸びも素晴らしく、前世代からの買い換えや買い増し用途でも「GV-R928XOC-3GD」なら十分期待に応えてくれるだろう。
次に、テッセレーションを駆使した3Dベンチマークソフト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」の結果を確認していこう。なおプリセット設定はDirectX 9のAPIを使う“Basic”と、DirectX 11のAPIを使う“Extreme”を選択している。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Basic” | |
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Extreme” |
比較的負荷の軽い“Basic”はもちろん、非常に負荷の高い“Extreme”でもAverage FPSは30FPSを大きく上回り、滑らかな映像表現を実現しているのはさすがといったところ。Min FPSの落ち込みも比較的小さく、極端に負荷が掛かる状況でもコマ落ちが発生することはなかった。