エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.282
2013.11.23 更新
文:GDM編集部 Tawashi
標準搭載されるスーパーマルチドライブはスロットインタイプのLITEON製「DC-8A2SH」。書込速度は、DVD+R×8倍速、DVD-R×8倍速、DVD+RW×8倍速、DVD-RW×6倍速、DVD-RAM×5倍速、CD-R×24倍速、CD-RW×24倍速。読み込み速度がDVD-R×8倍速、CD-R×24倍速だ。
スーパーマルチドライブはLITEON「DC-8A2SH」。据え置き型のゲーム機同様にスロットインタイプを採用する |
奥行き僅か100mmの450W SFX規格電源ユニットは、グラフィックカード用6+2ピンコネクタ×2を装備。ハイエンドモデルも容量が許す限り対応する。なおSATAコネクタは4本。
外形寸法W130×D100×H13mmのSFX規格電源ユニット。ゲーミング向けの「M8」らしく、変換コネクタなしで8ピン×2構成のグラフィックカードが利用可能だ |
グラフィックスカードは専用の「VGAカードホルダー」内に搭載。ライザーカードを使ってマザーボードの拡張スロットと接続される | 長物グラフィックスカードも搭載可能なクリアランスは確保されているものの、サポートされるTDPは200Wまで。電源容量も450Wという点を考えると無理は禁物だ |
ゲーミングベアボーンを謳う以上、非常に重要なウェイトを占めるのがグラフィックスカードだ。搭載スペースはマザーボードの上部で、ライザーカードによってマウントされる仕組み。ここでASRockによる「M8」に搭載可能なグラフィックスカードを確認しておくと、全体サイズはW137×D290×H43.5mm(2スロット)まで。TDPは200Wまでサポートされる。
これを踏まえたうえで、現在流通している最新のGPUであればGeForce GTX 760やRadeon R9 270Xクラスの製品が利用可能。これ以上のハイエンドとされる製品は、サイズ的な問題はないものの、TDPはおおむね200Wを超えるため厳しいと言わざるを得ない。
「VGAカードホルダー」と呼ばれるグラフィックスカード専用トレイ。厚みのある2スロット仕様のグラフィックスカードにも対応する | 専用ライザーカード。マザーボードとは離れた位置にグラフィックスカードを取り付けることができる |
ドライブベイには3.5インチ×1、または2.5インチシャドウベイ×4が搭載できる。増設や構成変更の際には「VGAカードホルダー」も取り外す必要があるためにやや面倒だが、その分拡張性が確保されている。
また、電源ユニットの下にも2.5インチシャドウベイ×1を用意。これにより、最大5台の2.5インチデバイスが搭載可能だ。
「VGAカードホルダー」と並ぶようにドライブベイを装備。搭載スペースはやや窮屈な印象だ。発熱が気になるなら、ここはSSDを使ったほうがよいかもしれない | |
マニュアルより抜粋。電源ユニット取り外すと標準装備のスーパーマルチドライブと並ぶように2.5インチHDD/SSDが1台搭載できる |