エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.282
2013.11.23 更新
文:GDM編集部 Tawashi
まずは「VGAカードホルダー」とドライブベイを取り出すために、本体を分解していく。ロック解除でサイドパネルを外した後は、マザーボードに向かって右上のハンドルを専用六角スクリュードライバーで取り外す。次に、幾何学模様のトップパネル(70mmファン×2基付属)を取り外す。
専用の六角スクリュードライバーでハンドルを外す | |
ハンドルを外すとスライドさせるだけで簡単にトップパネルが離脱する。この時ファンのコネクタが内部で接続されているので注意しよう |
引き続きクイックインストールガイドの手順に沿ってネジを次々と取り外していく。作業を進め、ライザーカードと「VGAカードホルダー」を取り外すと、その下にあるドライブベイにアクセスできるので、こちらも取り外しておく。
通常のプラスドライバもしくは付属のスクリュードライバーセットでネジを外していく |
「VGAカードホルダー」やドライブベイなど、組み込みに必要な各ユニットを取り外した後は、CPUとCPUクーラーを取り付ける。なお「M8」ではメンテナンスホールは用意されていないため、バックプレート式のCPUクーラーを取り付ける場合は、一度マザーボードを取り外す必要がある。また、CPUクーラーの搭載スペースも高さ実測100mm程度である点も注意しておきたい。なお今回の検証ではプッシュピン方式のリテールパッケージ版付属CPUクーラーを用意した。
マザーボード裏面を確認してみたが、メンテナンスホールらしきものはない | CPUクーラーのクリアランスは100mm程度。プッシュピン方式のトップフロータイプが現実的な選択肢か |
プッシュピン方式のリテールクーラーを装着。取り付けは非常に簡単だ | 今回テストに使用した8GBメモリはADATA製のPremier Pro Series「AM1L16BC8R2-S」。DDR3L-1600に対応した駆動電圧1.35Vの低電圧モデル 製品情報(マスタードシード) |
CPU、メモリとマザーボード側のパーツ類を装着した後は、SSDをドライブベイにマウントする。今回の検証ではSSDを1台しか用意していないが、ドライブベイには2.5インチシャドウベイ×1、3.5インチシャドウベイ×1、または2.5インチシャドウベイ×4までのSSD/HDDが搭載可能だ。
ドライブベイにSSDを取り付けたところ。最大4台まで搭載できる | グラフィックスカード装着前にドライブベイを組み込んでいく |
MSI「N760GTX HAWK」。GeForce GTX 760搭載のOCモデル (製品情報) |
続いてグラフィックスカードを搭載していく。まずはあらかじめ取り外しておいたライザーカードをマザーボードの拡張スロットとケースへ固定。続いて、「VGAカードホルダー」にグラフィックスカードを装着する。
「VGAカードホルダー」にグラフィックスカードを装着。ブラケット部分もしっかりと固定しておく | |
ケースのトップ側からグラフィックスカードを装着した「VGAカードホルダー」を収めていく | グラフィックスカードとケースのクリアランスを確認。最大で長さ290mmまで対応するため余裕はある |
ライザーカードにグラフィックスカードを装着し、組み込み作業は終了。サイドパネルを閉じれば、あとは動作検証を行うだけだ |