エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.284
2013.11.28 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
続いては定番3Dベンチマークテスト「3DMark」と「ファイナルファンタジー XIV:新生エオルゼア ベンチマークキャラクター編」(以下:新生FFXIVベンチマーク)を使用して、ゲーミング中の各電圧変動を再現してみた。設定は3DMarkが、DirectX11の機能をフルに利用するFire Strike(解像度1920×1080ドット)、新生FFXIVベンチマークは描画設定「最高品質」、解像度1920×1080ドットのフルスクリーンで実行している。
3DMarkの各電圧の変化状況 | |
3DMarkの各電圧の最大/最小/平均値 | |
新生FFXIVベンチマークの各電圧の変化状況 | |
新生FFXIVベンチマークの各電圧の最大/最小/平均値 |
3DMark、新生FFXIVベンチマークともPowerSupplyTestと同じ傾向で、ほぼ横一線の安定した波形を描いており、最大/最小値も同様だ。CPU負荷は両テストともシーンで大きく変わるため、CPU電圧が頻繁に変動しているが、1時間程度ベンチマークをループさせていても各電圧の波形は安定していた。
今回は3つのテストで計6時間近く連続負荷をかけているが、電圧変動はほとんど誤差の範囲に収まっており、定格出力を下回ることもなかったのは好印象だ。