エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.291
2013.12.29 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
さて、ひと通り外側を観察したところで、今度は中身が気になるところ。際立って薄型な「GS70 Stealth」だけに、内部もさぞかし工夫を凝らした構造になっているのは想像できる。本来は保証対象外の行為ながら、借り受けたサンプルを分解。内部を覗き見てみることにしよう。
まずは裏蓋を外して内部を観察。開封時点でかなりのネジを外す必要があるワケだが、内部はさらにややこしいことになっていた | |
一般的なノートPCとは異なり、ユーザー側での増設やカスタマイズは考慮されていない。さらに奥が気になるところだが、これ以上はすでに無理そうな情勢だ | |
冷却機構は極太のヒートパイプを組み合わせた左右分割構造。向かって左側(通常は右側)にCPU、右側(同左側)にGPUが配置されている | |
薄型筐体だけに、内部に使用されるケーブルはほとんどが極薄のリボンケーブルと極細のラウンドケーブルが採用されている | |
要所はテーピングで保護されており、ここから奥の分解は難しい。全身から手出し無用なオーラが漂っている | |
右下のストレージエリアには、RAID 0構成のmSATA SSDを標準装備。モデルは東芝製19nmプロセス採用の128GBモデル「THNSNF128GMCS」が搭載されていた | |
mSATA SSDの下に配置されたHDDケージはブランクに。購入店によっては、カスタマイズでHDDを追加実装できる場合も多い | mSATA横に搭載されていた無線LANチップ「Killer Wireless-N」 |
左右に搭載されたインターフェイス群。コネクタ部分のサイドパネル形状にも、スリム化に対する工夫がうかがえる | |
独自サウンド回路「Audio Boost」のコネクタには、信号劣化の少ない金メッキ処理のオーディオジャックが採用されている | |
下部に搭載される大型のバッテリー。横に配置されているのは、サウンド用のサブウーファーだ |