エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.291
2013.12.29 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
さて、ここからはベンチマークテストを使用して「GS70 Stealth」のパフォーマンスをチェック、ゲームプレイの快適度を探ってみよう。Haswell世代の最新モバイル向けCPU「インテルR Core(TM) i7-4700HQプロセッサー」に加え、旧世代のGeForce GTX 660に比べ75%以上パフォーマンスアップしたというGTX 765Mがもたらす実力のほどは果たして。
まずは3Dベンチマークソフトの定番「3DMark」から始めよう。プリセット設定はDirectX 11をフル活用した「Fire Strike」のほか、ノートPCながらに最高レベルの高負荷環境を想定した「Fire Strike“Extreme”」をチョイスして計測を行った。
3DMark |
総合スコアとGraphics Scoreともに、デスクトップ向けのミドルレンジGPU匹敵のスコアを叩きだしているのには感心。特にGTX 765MはGDDR5 2GBのビデオメモリを搭載しているため、高負荷時でもよく踏みとどまっているという印象だ。なお、Fire Strike“Extreme”の計測中はかなりの負荷がかけられるワケだが、冷却ファンの音は意外なほどに気にならなかった。
次はオンラインタイトルの代表格として、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のベンチマークテストを回してみる。人気の大型タイトルだけに、ノートPCでどこまで太刀打ちできるかは大いに気になるところだ。なお、品質設定のプリセットは“最高品質”にセット、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットに加え、最高解像度と同アスペクト比の1,600×900ドットの3パターンを選択している。
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 |
1,280×720ドットは7,000オーバーで「非常に快適」、1,600×900ドットで5,000以上の「とても快適」、フルHD解像度でも3,500を上回り「快適」と、いずれもスクウェア・エニックスの用意した指標にマッチする高レベルのスコアをマークした。「GS70 Stealth」なら、「新生エオルゼア」を最高品質で快適にプレイできるだろう。