エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.293
2014.01.04 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは、いよいよベンチマークソフトを使い、「VTR150-25SAT3-240G」のパフォーマンスチェックを敢行していく。シーケンシャル読込550MB/sec、書込530MB/sec、ランダム読込90,000 IOPS、書込95,000 IOPSとされる公称スペックに、どこまで迫ることができるだろうか。
ちなみに今回使用するベンチマークソフトは、「AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088」「CrystalDiskMark 3.0.3」「HD Tune Pro 5.50」「ATTO Disk Benchmark 2.47」の計4種類。テストはOS、ドライバ、ベンチマークソフトのみをインストールしたシステム用HDDを別途用意し、テストドライブにはデータを書き込まない状態で実行している。詳細なテスト環境は以下の通り。
まずは「AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088」を使い、シーケンシャルアクセスの圧縮率への影響と基本パフォーマンスについて確認していこう。
AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088 総合ベンチマーク |
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AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088:Compression-Benchmark |
「Compression-Benchmark」のスコアは、読込520MB/sec、書込470MB/secで安定しており、シーケンシャルアクセスは圧縮率の影響を受けていない。また総合ベンチマークでは、シーケンシャル、ランダムアクセスとも良好な結果で、総合スコアはハイエンド向け製品の指標である1,000ポイントを大きく上回るスコアを計測した。