外観～内部のスペックを確認していく

フロント側のインターフェイス。アクセス頻度の高いカードリーダーなどが用意されている
リア側のインターフェイス。グラフィックス出力機能はすべてこちら側だ

次に「ZBOX ID92」（型番：ZBOX-ID92-PLUS）の外観をチェックしてみよう。インターフェイスはフロント側に電源ボタン、USB3.0×1、4-in-1（MMC/SD/SDHC/SDXC）カードリーダー、ヘッドフォン×1、マイク×1を搭載。リア側にはDVI×1、DisplayPort×2、USB3.0×2、S/PDIF×1、1000BASE-T(RJ45）×2、さらにアンテナコネクター、DC-INが用意される。またトップ部分（縦置き時）には、USBメモリ等のデバイスを使う際に便利なカバー付きUSB3.0×1を装備している。

未使用時はフタができるUSB3.0ポート。USBメモリなど一時的に使用するデバイスを挿すには重宝する
横置き時、ボトム側になるパネルにはCPUクーラー吸気口のほか、滑り止めのゴム足を4隅に備えている

続いて本体内部をチェックしてみよう。サイドパネル外すと、まず目に飛び込んでくるのは2.5インチHDDとブロアー型冷却クーラーだ。さらにHDDの真下に用意されている2本のDDR3 SO-DIMMメモリスロットは、デュアルチャンネルに対応。DDR3-1600/1333をサポートし、最大16GB（8GB×2枚）まで搭載できることから、メモリ不足を感じることはないだろう。

サイドパネルは2箇所の手回しネジを外すだけで外すことができる
”弁当箱のフタ”さながらのサイドパネルを外すと、2.5インチHDDと冷却クーラーが目に飛び込んでくる