エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.294
2014.01.08 更新
文:GDM編集部 Tawashi
ここからはゲーム系ベンチを使用し、実際のゲーミングシーンにおける挙動をチェックしておこう。まずは、大型MMO RPG「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」ベンチマークテストの結果を確認しおきたい。テスト条件はグラフィック設定を“標準品質”と“最高品質”にセット。解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンで計測を行っている。
ドラゴンクエストXベンチマーク |
グラフィック設定が“標準品質”かつ1,280×720ドットというお手軽環境であれば、十分プレイ可能なパフォーマンスである「評価:普通」を獲得。さすがに1,920×1,080ドットにすると“標準品質”とはいえ「評価:やや重い」という結果となった。グラフィック設定を“最高品質”に設定すると、所々もっさりと苦しい場面も確認できた。
お次は正式サービス開始以降、大人気のオンラインRPG「ファイナルファンタジーXIV」2期目タイトル“新生エオルゼア”のベンチマークテストだ。Intel HD Graphics 4600にはやや厳しそうな印象だが、果たしてどんなパフォーマンスを見せるのだろうか。今回のテストでは解像度を1,280×720ドットに固定し、品質設定のプリセットを“最高品質”、“高品質”、“標準品質”(いずれもデスクトップPC)にセットして計測を行っている。
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 |
そもそも推奨動作環境にGeforce GTX 660以上、Radeon HD 7950以上を挙げているタイトルだけに、無理を承知で行ったわけだが、結果は“標準品質”であれば「やや快適」という評価。とりあえずプレイできる程度の認識でよさそうだ。
ベンチマークセッションの最後は、12月12日に発売されたばかりの最新歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・創造」で締めくくろう。同タイトルは動作確認済みグラフィックスカードとしてIntel HD Graphics 4000シリーズも挙げられているだけに期待がかかる。
測定には「信長の野望・創造 ベンチマークデモ」を使用し、デモ実行中にマップの拡大や縮小、カーソルの移動、会戦モードなどを行った。なお、基本設定はデフォルト状態のままフルスクリーンで各種設定はすべて“あり”の状態。解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンで計測を行っている。
信長の野望・創造 ベンチマークデモ(fps) |
3Dによる1枚マップの採用など見た目は重そうな印象だが、実際の動作は非常に軽い。1,920×1,080ドットでも最低で35fps、最高で62fpsを記録し、動作にまったく問題はない。もたつくシーンなども一切なく、快適なプレイが可能と言えるだろう。