エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.295
2014.01.12 更新
文:GDM編集部 池西 樹
搭載チップセットはIntel Z87 Expressの1チップ構成。「K」シリーズCPUを組み合わせればオーバークロックにも対応するため、さらにパフォーマンスを向上できる。
基板右上に配置されたIntel Z87 Express。冷却用ヒートシンクは実測で40×32×9mmのコンパクトサイズ | Intel Z87 ExpressのTDPは4.1Wと控えめなため、冷却性能に不安はない |
MOSFET用ヒートシンクとはヒートパイプで連結され、CPUクーラーの風を使い効率よく冷却する仕組み |
メモリスロットは、デュアルチャネル対応の2スロットで、最大容量は16GB。動作クロックはDDR3 3,000MHz(OC)までサポートされ、ハイエンドメモリの性能を最大限に引き出すことができる。
グラフィックスカードとの干渉を防ぐため、片側はラッチフリーのメモリスロット。最大16GBまで実装でき、標準的な使い方なら不足を感じることはないだろう | |
一部の高クロックメモリチップには専用のプリセットが用意されている |
SATAポートはSATA3.0(6Gbps)×5、eSATA3.0(6Gbps)×1の計6ポート。いずれもチップセット直結で、RAID 0/1/5/10のRAIDアレイに対応する。複数SSDを用意すれば、SATA3.0(6Gbps)の限界を超える高速ストレージ環境を構築できる。
チップセットから最短距離に配置された5ポートのSATA3.0(6Gbps) | バックパネル部にはeSATA3.0(6Gbps)を搭載。こちらもチップセット直結のため、RAIDアレイにも使用できる |
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1、miniPCI-Express×1の2スロット。なおminiPCI-Express×1には、IEEE 802.11ac /Bluetoothモジュールが搭載され、ワイヤレス環境でも快適なゲームプレイが可能だ。
PCI-Express3.0(x16)スロット前方に障害物はなく、PCケースさえ許せば長尺グラフィックスカードも搭載できる | |
miniPCI-ExpressスロットにはIEEE 802.11ac/Bluetoothモジュール、Intel「7260HMW」を標準装備 | バックパネル部にはアンテナ用コネクタも2口用意される |