エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.299
2014.01.31 更新
文:GDM編集部 Tawashi
24.4cm×24.4cmの正方形基板を採用する「GA-F2A88XM-D3H」。MicroATX対応ケースにマウントした際の収まりもいい |
ここからは画像を使い「GA-F2A88XM-D3H」の検証を進めていく。MicroATXフォームファクタの基板形状は、24.4cm×24.4cmの正方形タイプ。上位モデルに見られる派手なギミックがない分シンプルな印象だが、コストを抑えつつ必要な機能はしっかりと用意されている。
基板裏面にはICチップやコンデンサ類などはなし。またスチール製のバックプレートは剛性もあり、大型のサードパーティ製CPUクーラーを取り付けても問題はない |
ブラックカラーのSocket FM2+。ちなみにSocket FM2はホワイトカラーのため、遠目から一目で判別することができる |
まずはソケット周りから眺めてみることにしよう。CPUソケットは、新型APU「Kaveri」をサポートするSocket FM2+。2ピン少ないSocket FM2との下位互換も維持されており、「Richland」や「Trinity」世代のAPUにも対応する。
ソケット左の電源回路は、フェライトコアチョーク×1、MOSFET×3で構成 | ソケット上の電源回路は、フェライトコアチョーク×1、MOSFET×2で構成 |
「Kaveri」対応チップセットの最上位モデル「AMD A88X」は1チップ構成 |
チップセットは「AMD A88X」の1チップ構成。SATA3.0はチップセット直結の8ポートが用意され、MicroATXフォームファクタの製品としては十分な仕様だ。ストレージが複数搭載できるPCケースでも、ポート不足を感じることはない。
ゴールドカラーの「GIGABYTE」がデザインされたシンプルなヒートシンク。基板には2本のネジで固定されていた | |
SATA3.0(6Gbps)はチップセット直結の8ポート構成で、RAIDレベルは、0/1/5/10に対応している。0~3番、4~7番の各4ポートずつが、それぞれ分かれて搭載されている |