1,350Wの大容量を実現した「Platimax」シリーズ最上位「EPM1350EWT」

「Platimax」シリーズ最後発の「EPM1350EWT」。電源容量は1,350Wで、+12Vは6系統/最大112.5Aまで対応する

今回検証を進める「EPM1350EWT」は、2012年10月に発売が開始された容量1,350Wの「Platimax」シリーズ最上位モデル。強力な高磁気密度トランスと、スイッチング効率を大幅に引き上げる「Full-Zone Magnetic Quadrand」デザインを採用し、+12Vは6系統/最大112.5Aの大出力を実現。また省電力機能は、待機電力0.5W以下が要求されるErP（Energy-related Products）Lot 6 2013とHaswellで要求されるC6/C7ステートの省電力マネジメント（最小電流値0.05A）に対応。最新CPUを使ったクライアントPCから、Intel Xeon/AMD Opteronを採用したサーバー/ワークステーション環境まで、幅広いプラットフォームで使用できる。

+12Vは、ATX 24pin（12V1）とCPU 8pin（12V2）に20A、PCI-Express補助電源コネクタとCPU 8pin向け（12V3～6）に30Aが割り当て。グラフィックスカードを複数枚増設する場合は、なるべく負荷が分散するようにコネクタを接続する

ケーブルは用途に合わせて自由に組み合わせができるフルモジュラー式で、コネクタはATX 24pin×1、CPU 8pin×2、CPU 4pin×1、PCI-Express 8pin×4、6+2pin×4、SATA電源×12、4pinペリフェラル×12、FDD×2と必要十分。
　また業界トップクラスとなる過電流保護（OCP）、AC低電圧保護（UVP）、DC過電圧保護（OVP）、DC低電圧保護（UVP）、過負荷保護（OPP）、過温度保護（OTP）、雷防止保護（SIP）、ショート回路保護（SCP）の8種類の保護回路と、UL/cUL（Level 6）、TUV、GOST、CB、BSMIの5種類の安全認証を取得しており、安全面への配慮も万全だ。なお外形寸法は、W150×D180×H86mmとこのクラスでは標準的。重量は約2.38kg、MTBFは100,000時間で、製品には5年間の長期保証が提供される。