4系統のディスプレイ出力を搭載するバックパネルインターフェイス

4ポートのディスプレイ出力を搭載し、オンボードグラフィックスでトリプルディスプレイに対応する

バックパネルインターフェイスは、USB3.0×6、eSATA3.0（6Gbps）×2、PS/2×1、ギガビットLAN×1、音声入出力×6、光オーディオ端子×1のほか、DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1と4系統のディスプレイ出力が用意されている。

ギガビットLANチップは、Intel「WGI217V」。製造プロセスは40nm、TDPは0.5Wで、0～85℃の広い温度域で動作する

便利な基板上のボタン/スイッチを確認

「GA-Z87X-UD3H」は、ハイエンドモデルに匹敵するチューニング機能を備えている点も特徴だ。「電源」「リセット」「CMOSクリア」ができる「クイックボタン」、使用ROMを切り替える「BIOSスイッチ」、コア電圧やメモリ電圧をテスタで測定できる「電圧測定ポイント」など。これらボタン/スイッチ類は、基板サイドにまとめられているので一目で分かりやすい。

テスト中に重宝する「電源」「リセット」や「CMOSクリア」。さらにコア電圧やメモリ電圧をテスタで測定できる「電圧測定ポイント」が配置される	POST状態を確認できる「Debug LED」。エラーコードの詳細は、マニュアルの6-3「Debug LED Codes」に記載されている
BIOS ROMの動作を切り替える「BIOSスイッチ」。上側のスイッチは、「Dual BIOSモード」（1）と「Single BIOSモード」（2）を、下側のスイッチは、起動ROMを「メイン」（1）と「バックアップ」（2）から選択できる	GIGABYTE独自のDual UEFI技術に準拠し、BIOS ROMはメイン（左）とバックアップ（右）の2基搭載。UEFIに不具合が発生してもバックアップROMが自動的にリカバリー。システムを保護する

コネクタやピンヘッダ類をチェック

各種コネクタやピンヘッダ類をチェックしていく。

電源コネクタは、ATX 24pin+CPU 8pin構成
ヘッダピンは色分けされ、基板にもシルク印刷がされている	USB3.0ヘッダピン
レッドカラーのUSB3.0ヘッダピンは、PCの電源がOFFの状態でもUSBバスパワーでスマートフォン等が充電できる「ON/OFF Charge2」用	オールインワン水冷キット向けに、CPUクーラー用ファンコネクタは2口搭載。もちろんデュアルファン搭載のCPUクーラーにも使える