「EasyTune」を使って「GA-Z87X-UD3H」を検証

画像での確認が終了したところで、ここからは「GA-Z87X-UD3H」を実際に動作させて検証を進めていく。今回は、マザーボードがミドルレンジモデルということで、CPUにも同じくミドルレンジの人気モデル「Core i5-4670K」を用意した。
　テストはGIGABYTEの統合ユーティリティ「APP Center」内に収録されている「EasyTune」を使ったオーバークロックを実施。定格クロックに加え、あらかじめ用意された「Light」「Medium」「Extreme」の3種類のOCプリセット、さらには省電力向け「Energy Saving」プリセットを加えた5パターンで検証を行った。なおテスト環境については以下の通り。

システム情報では、現在の環境を一目で確認することができる
Core i5-4670Kを搭載した場合の「EasyTune」設定画面。詳細設定の他にも、「Light」「Medium」「Extreme」「Energy Saving」の4種類のプリセットが用意されている
定格動作時の結果。Turbo Boost機能により動作クロックは最大3.80GHzまで向上する	「Energy Saving」プリセットでは、高負荷時でもコアクロックは0.80GHzに固定。コア電圧は0.948V
「Light」時の結果。動作クロックは4.00GHz、コア電圧は1.150V	「Medium」時の結果。動作クロックは4.20GHz、コア電圧は1.346V
	「Extreme」時の結果。動作クロックは4.40GHz、コア電圧は1.346V
ファンの回転数を制御する「スマート ファン」では、「静音モード」「標準モード」「最速モード」の3種類のプリセットを用意
ファンの回転数や温度上昇をチェックして、アラート表示できる「システム警告」。ファンの故障や急激な温度上昇を察知して、早めに対策を取ることができる