エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.307
2014.03.08 更新
文:GDM編集部 池西 樹
搭載チップセットはAMD「A88X」の1チップ構成。こちらにもドラゴンをモチーフにした大型ヒートシンクが実装され、高負荷が掛かる環境でも発熱を抑え、安定動作を保証している。
ノースブリッジの機能はAPUに内蔵されているため、チップセットはAMD「A88X」のみ。SATA3.0(6Gbps)×8やUSB3.0×4など、主にインターフェイス機能を提供する | |
「赤」と「黒」のコントラストが鮮やかなヒートシンク。サイズは実測で77×60mm |
メモリスロットはデュアルチャネル対応のDDR3×4本で、最大64GBまで増設できる。さらに動作クロックは、Kaveriの定格クロック2,133MHzを超える2,400MHzまで正式対応しており、APU内蔵GPUのパフォーマンスを最大限に引き出すことができる。
メモリスロットはCPUソケット側からDIMM1/DIMM2/DIMM3/DIMM4の並び。2枚実装の場合はDIMM2/DIMM4の使用が推奨されている | |
UEFIに用意されるメモリクロックは800MHz~2,400MHzの7段階 | XMPプロファイルにも対応するため、標準的なOCメモリならそのまま使用できる |
拡張スロットは、PCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x8)×1(x16形状)、PCI-Express2.0(x4)×1(x16形状)、PCI-Express2.0(x1)×3、PCI×1の計7本。マルチグラフィックスは、3本のPCI-Express(x16形状)スロットによる3-Way CrossFire Xに対応する。
拡張スロットは計7本。PCIスロットも用意され、レガシー拡張カードも搭載できる | |
上2本のPCI-Express(x16)スロットには着脱用レバーを実装。押しこむだけで、グラフィックスカードを簡単に取り外しできる | 3本のPCI-Express(x16形状)スロットを使った3-Way CrossFire Xに対応する |
8ポート用意されるSATA3.0(6Gpbs)は、いずれもチップセットに直結。RAIDレベルは0/1/5/10に対応し、複数のドライブを用意すれば、信頼性とパフォーマンスを両立したストレージ環境を構築できる。
PCI-Expressスロットの高さに合わせて設計されたSATAポート。グラフィックスカードとの干渉は心配ない |