エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.310
2014.03.22 更新
文:GDM編集部 Tawashi
「ZBOX ID45」の概要を押さえたところで、ここからは細部にわたってチェックを進めていく。本体は「ZBOX ID」シリーズではお馴染のピアノブラック塗装が施されたケースを採用。通電時にはサイドパネルにブルーのリングが光るギミックも用意されている(ちなみにAMD系CPU採用のベアボーンではグリーンに光る)。
また、幅は約50mm(縦置き時)とコンパクトなだけに、液晶ディスプレイの背後など机上のちょっとしたスペースがあれば設置が可能。もちろん、製品付属のVESA対応ブラケット(75×75mmまたは100×100mm対応)を利用すれば、VESA対応液晶ディスプレイや大型液晶テレビの背面に取り付ける事もできる。
なお、ベアボーンで提供される「ZBOX ID45」は、2.5インチタイプのSSD/HDDとmSATA対応SSD、DDR3 SO-DIMMメモリ、OS等を別途用意する必要がある。
VESA対応液晶ディスプレイに取り付ければ、机上のスペースを有効に活用することができる。「ZBOX ID」シリーズを使うならオススメのスタイルだ |
フロント側のインターフェイス。アクセス頻度の高いカードリーダーなどが用意されている | リア側のインターフェイス。アンテナコネクターが両サイドに1個ずつ。グラフィックス出力機能はDVI×1、HDMI×1が用意される |
次に「ZBOX ID45」の外観からインターフェイス周りまでチェックしてみよう。インターフェイスはフロント側に電源ボタン、USB3.0×1、4-in-1(MMC/SD/SDHC/SDXC)カードリーダー、ヘッドフォン×1、マイク×1を搭載。リア側にはDVI×1、HDMI×1、USB3.0×2、S/PDIF×1、1000BASE-T(RJ45)×2、さらにアンテナコネクター×2、DC-INが用意される。またトップ部分(縦置き時)には、USBメモリ等のデバイスを使う際に便利なカバー付きUSB3.0×1を装備している。
トップ部分(縦置き時)にある未使用時はフタができるUSB3.0ポート。ハニカム形状の排気口も備えている | 本体カバーを取り外すためのネジや、縦置き用スタンドを取り付けるための突起が確認できる |
「ZBOX ID45」は3パターンの設置方法に対応している。ひとつは付属スタンドを装着した縦置き。もうひとつは吸気面を下側に向けた横置き。そしてVESA対応ブラケットを装着し液晶ディスプレイ背面に搭載する方法だ。
付属スタンドを利用した縦置き。やや安定性には欠けるため、特に動作時には誤って転倒させないように注意したい |
スペースを占有するものの、安定性は抜群の横置きスタイル。ボトム側になるパネルには、CPU/グラフィックスカード用クーラー吸気口のほか、滑り止めのゴム足を4隅に備えている |
付属のVESA対応ブラケットは1タッチで本体に装着することができる。あとは付属のネジを使って液晶ディスプレイ背面に取り付けるだけだ |