MSI「N750Ti TF 2GD5/OC」 実勢価格20,000円前後 製品情報（エムエスアイコンピュータージャパン株式会社）

補助電源コネクタ不要のOC版GeForce GTX 750 Ti。MSI「N750Ti TF 2GD5/OC」

今回の主役「N750Ti TF 2GD5/OC」は、NVIDIAの最新ミドルレンジGPU、GeForce GTX 750 Tiを搭載するカスタムモデル。MSIが積極的に展開を進める「GAMING Series」に属する製品で、VGAクーラーには代名詞でもあるデュアルファンクーラー「Advanced Twin Frozr IV」をマウント。さらにMIL-STD-810G認証を取得した高品質コンポーネント「ミリタリークラス4コンポーネント」を採用するなど、基本装備は上位モデルとなんら遜色ない。

「GAMING Series」に属するミドルレンジグラフィックスカード「N750Ti TF 2GD5/OC」

またミドルレンジ以上のラインナップが揃う「GAMING Series」シリーズでは珍しく、補助電源コネクタが不要という点も大きな特徴。UEFIとBIOSのサポート切り替える「HYBRID BIOSスイッチ」も実装され、最新ゲーミングPCだけでなく、レガシーマザーボードを採用した、旧PCのアップグレードにも力を発揮する。

「Advanced Twin Frozr IV」や「ミリタリークラス4コンポーネント」など基本装備はハイエンドモデルと遜色ない

GPUコアクロックは、専用アプリ「Gaming APP」を使い、リファレンス相当の「SILENT Mode」（ベースクロック1,020MHz/ブーストクロック1,085MHz）、安定性とパフォーマンスを両立させた「GAMING Mode」（同1,059MHz/1,137MHz）、パフォーマンスを重視した「OC Mode」（同1,085MHz/1,163MHz）の3段階に変更可能。その他、CUDAコア数640基、メモリクロック5,400MHz、メモリバス幅128bitで、GDDR5 2GBのビデオメモリを実装する。

GPU-Z 0.7.7の結果。評価サンプルでは「OC Mode」が標準設定だが、担当者によれば製品版では「GAMING Mode」へと変更されているとのこと。ちなみに「GAMING Mode」では、最高1,215MHzまで動作クロックが向上した