エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.316
2014.04.10 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは実際に「N750Ti TF 2GD5/OC」を起動させ、気になるパフォーマンスを確認していこう。検証にあたっては「Gaming App」を使い、「Silent Mode」(以下Silent)、「Gaming Mode」(以下Gaming)、「OC mode」(以下OC)の3段階にクロックを調整。モードの違いによってどの程度スコアに差が出てくるのかもチェックしている。なおテスト環境は以下の通り。
「Gaming App」を使えば、再起動することなく動作クロックを3段階に調整できる | |
検証機では「OC mode」が標準のため、「Silent Mode」のブーストクロックは若干高い1,098MHzに設定されていた | |
「OC mode」では、コアベースクロックは1,085MHz、高負荷時は最大1,241MHzまでクロックが上昇する |
まずは、定番3Dベンチマークソフト「3DMark」の検証から進めていこう。プリセット設定は、DirectX 11に対応する「Fire Strike」と、より負荷の高い「Fire Strike:Extreme」の2種を選択。各モード設定によるパフォーマンスの違いを中心に確認していこう。
Fire Strike | |
Fire Strike:Extreme |
GPU性能がリニアに影響するベンチマークということで、Graphics Score、総合スコアとも、クロックの上昇に従って綺麗にスコアが向上している。特にリファレンス相当の「Silent」と「OC」の比較では、約4%スコアに開きがあり、定格モデルからのアドバンテージは確実にある。