エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.317
2014.04.13 更新
文:GDM編集部 Tawashi
GIGABYTE「BRIX Pro」(型番:GB-BXi7-4770R) 売価税込79,800円前後 製品情報(GIGABYTE) |
まずは自作市場ではすっかり市民権を得た「BRIX」シリーズ、そのラインナップを整理しておこう。ファーストインプレッションをお届けした初代「BRIX」が正式にお披露目されたのは、昨年の「COMPUTEX TAIPEI 2013」。Ivy Bridgeベースの第3世代Coreプロセッサを搭載したモデルで、日本では2013年8月に販売がスタートした。
昨年8月に発売された初代「BRIX」。2.5インチベイが非搭載のため随分薄く見える |
その後、Haswellベースの第4世代Coreプロセッサを搭載した2代目「BRIX」シリーズがデビュー。今年1月には小型プロジェクタを内蔵した「BRIX Projector」や、2.5インチドライブベイの搭載が可能になった「GB-BXi7H-4500」など順調にラインナップを増やしている。
DLPミニプロジェクタを搭載する異色の存在「BRIX Projector」。法人ユース向けに好調なセールスを記録している | Haswell採用でさらに2.5インチSATAドライブが搭載できる「GB-BXi7H-4500」。価格を抑えたCeleron搭載の「GB-BXCEH-2955」もラインナップする |
今回取り上げる新作「BRIX Pro」は、CPUパワーとグラフィックス性能に優れたシリーズ最上位モデルだ。最大の特徴はCPUに「Core i7-4770R」を採用する点。グラフィックス機能にはHaswellベースの第4世代Coreプロセッサとして最上位にあたる「Intel Iris Pro Graphics 5200」(以下:Iris Pro 5200)を搭載し、これまでの内蔵グラフィックスとは一線を画す性能を有した期待のモデルだ。