「G-Master Z87 M-Star Mini」の徹底解剖開始

「G-Master Z87 M-Star Mini」が採用するPCケースはFractal DesignのMicroATX対応モデル「ARC Mini R2」。アキバのPCパーツショップでも人気のモデルだ

「G-Master Z87 M-Star Mini」の概要を大まかに掴んだところで、詳細スペックに迫っていこう。まずはBTOの顔とも言うべきPCケース「ARC Mini R2」だ。

昨年末に発売されたFractal Design製のMicroATX対応モデル「ARC Mini R2」は、通気性を考慮したメッシュ仕様のフロントパネルが特徴。先行して販売されているATXミドルタワー「ARC Midi R2」の弟分的存在で、外観スタイルはもとより、内部設計も共通点が多い。なお外形寸法はW210×D484×H405mmで、MicroATX対応ケースとしては大ぶりだが、その分オールインワン水冷キットはもとより、長モノグラフィックスカードが搭載できる拡張性が確保されている。

床置き設置を想定し、Powerスイッチを含むフロントI/Oはフロントトップ部に集約
通気性が考慮されたメッシュ仕様が特徴的なフロントフェイス。内部には120mm口径ファン×1基がマウントされている（最大2基まで搭載可能）	リア部。最上部には水冷ホース用穴×2、その下には120mm口径排気ファンを搭載。拡張スロットは横レイアウト×4、縦レイアウト×1で、最下段には電源ユニットを搭載する
全面メッシュ仕様のトップパネル。リア側2本のハンドスクリューで固定され、簡単に着脱可能。ホコリが溜まった際のメンテナンスも容易だ