エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.320
2014.04.23 更新
文:GDM編集部 Tawashi
今回編集部に届けられた評価機には、CPUにHaswellの上位モデル「Core i7-4770」、グラフィックスカードが「N760GTX Twin Frozr 4S OC」(NVIDIA GeForce GTX 760)が搭載されていた。いずれも基本構成に準拠した「ベース仕様」ということになる。
アクリルウィンドウ装備のサイドパネルを外し内部を確認。サイコムらしい手仕事により、仕上がりも美しい | |
マザーボードトレイ裏面。この面にも2.5インチ専用シャドウベイが2台分装備されている。こちらでもサイコムの”ケーブルマネジメント術”が見て取れる | |
下段のマネジメントホールを使い、電源ユニットからのケーブル類が各所へ分岐している事が分かる | 各ケーブル類は結束バンドで固定。作業に無駄がない |
MSI「Z87M GAMING」・・・Intel Z87 Express搭載のMicroATXマザーボードにおける、希少なゲーミングモデル。従来のATXモデルから基板色がマットブラックに変更され、より引き締まった印象に様変わりした |
「G-Master Z87 M-Star Mini」のベースとなるマザーボードは、MSIが展開するゲーミング向けレーベル「GAMING Series」に属するIntel Z87 Express搭載の「Z87M GAMING」(MicroATX)だ。MSI製品の代名詞ともいえる、軍事規格準拠の「ミリタリークラス 4コンポーネント」を搭載する高耐久設計により高いオーバークロック耐性を確保。さらにワンタッチで2段階のオーバークロックにチャレンジできるお手軽OC機能「OC Genie4」をサポートするなど、構成パーツのポテンシャルを引き出す事ができる。また、ネットワークチップには、遅延を最小限に抑えパフォーマンスを最適化する「Killer E2205」を実装し、オンラインゲームにおけるアドバンテージも期待できる。
さらに、クリアなヘッドホンサウンドが味わえる独自回路「Audio Boost」を搭載するほか、サウンド環境を改善する「Sound Blaster Cinema」に対応。ゲーム中における効果音の再現度も向上し、臨場感あふれるプレイが楽しめる。そのほか、高ポーリングレート(500~1,000Hz)デバイス使用時のレスポンスを向上させる「ゲーミングデバイスポート」を装備するなど、ゲーマー向けの機能が充実している。今回の「G-Master Z87 M-Star Mini」にはピッタリのマザーボードといえるだろう。