精悍なアビー製のオリジナル仕様ケース

ゲーミングマシンに関わらずPCの見た目にこだわるユーザーは多いハズだが、こと「MASTERPIECE」シリーズの専用筐体の美しさは群を抜いている。ひと目でアビーブランドの手になるものと分かる特徴的なシンプルフェイスに、「G-Tune」のブランドカラーであるブラックとレッドが実にうまく調和している。ここではその精悍なフェイスを細部までチェックしていこう。

ヘアライン加工を施したフロントフェイスが特徴の「MASTERPIECE」シリーズ専用筐体。高級感あるブラックシャシーにレッドラインがよく映える
ケースデザインはアビー特有のものだが、アビー製品にはないG-Tuneオリジナル仕様となっている。どうにか単品販売してくれないものか、と思った人も多いハズ
	背面には“G-Tune X abee”のエンブレムプレートが誇らしげに飾られている。こうした細かいところがいちいちカッコイイ
「MASTERPIECE i1440」になって改良されたのが、エアフローレイアウト。新たに天板にエアホールが追加され、140mmファンを設置することができるようになった
サイドパネルも新デザインに。従来後方のみだったスリットが横幅一杯に拡張された。それだけ稼動音が外へ漏れ出してくるという話だが、これも冷却パフォーマンスを一層追求した結果というワケだ
	電源ユニットはボトムマウントを採用。ケース内から吸気し、ホットエアを外へ排出する役目も担っている
インシュレータには特殊スポンジラバーを採用し、効果的な制振性能が期待できる。なお、BTOによるカスタマイズでアビー製のアルミ製インシュレータ（税抜3,900円）を選択することも可能だ

「MASTERPIECE i1440」のインターフェイス

続いては「MASTERPIECE i1440」のインターフェイスをチェックする。フロントトップにも十分な数のUSBポートが配置されたほか、ヘッドセットを接続できるマイクとヘッドホン端子も装備。マルチカードリーダーも備え、使い勝手はなかなか良好だ。

筐体を床に設置した際の利便性を考え、フロントI/Oは最上段に配置。USB3.0×2、USB2.0×2、音声入出力のほか、SDXCやmicroSDカードに対応するマルチカードリーダーを備えている
リアパネルには、USB3.0×4、USB2.0×2、ギガビットLAN、DVI、D-Sub、PS/2、音声入出力が並ぶ	拡張スロットは全7基。グラフィックスカードの出力インターフェイスは、DVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1の4系統だ