エルミタ的一点突破 Vol.31
2014.05.08 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「巽」に標準装備されている冷却ファンは、92×92×25mmのオリジナルPWMモデル「SY9225SL12M-P」。回転数は300±200rpm~2,500rpm±10%のワイドレンジに対応し、ノイズレベルは7.2~31.07dBA、風量6.70~55.55CFM、静圧7.35~22.46Pa/0.75~2.29mmH2O。なおファンの取付は標準的なワイヤークリップ式が採用され、着脱は簡単に行うことができる。
UEFIのファンコントロール機能を組み合わせれば、静音性重視から冷却性能重視まで自由に調整できる。なお駆動電圧はDC12V、電流は0.18A |
マザーボードへの取り付けを進める前に、付属品についても確認しておこう。リテンションやワイヤークリップ、ネジなどは、それぞれサイズに合わせてジッパー袋に個別梱包されている。また固定用レンチは同梱されるため、別途用意が必要な工具はプラスドライバのみとなる。
Intel系プラットフォームで使用する「バックプレート」(画像左)と、ファン固定用の「ワイヤークリップ」(画像右) | ブリッジ式リテンションのキモとなる「マウンティングバー」(画像左上)と「マウンティングプレート」(画像右上:AMD用/画像下:Intel用) |
組み立てに使う「ネジ」や「スタンドナット」のほか、「グリス」や固定用「レンチ」が付属する |
画像セッションのラストは、取り付け手順にて締めくくることにしよう。今回はテストセッションに合わせてLGA1150プラットフォームに装着。また基本的な手順は、以前詳細レビューをお届けした「阿修羅」とまったく同じであることから、今回は要点を絞って解説を進めていく。なお各コンポーネントの名称はマニュアル表記に準拠している。