エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.329
2014.05.24 更新
文:GDM編集部 池西 樹
スペックの確認ができたところで、「GA-E2100N」をパッケージから取り出し、より詳細なチェックを進めていくことにしよう。TDP9Wの低消費電力APUを採用するため、冷却システムはパッシブヒートシンクのみというシンプルな構成。さらに搭載コントローラも必要最小限に抑えられ、全体的にスッキリとした印象を受ける。また「Ultra Durable(TM) 4 Plus」に準拠するため、固体コンデンサや低RDS(On)MOSFETなど、高品質なコンポーネントを採用している点も、ファンレスモデルでは重要なポイントになるだろう。
170×170mmのコンパクトな基板にもかかわらず、スッキリとした印象の「GA-E2100N」。実装されるパーツはズレや歪みもなく整然と配置されている | |
低価格モデルでも品質にこだわるGIGABYTE。「GA-E2100N」のPCBには湿気に強い「新開繊クロス方式」が採用される | |
基板裏面を確認。主要機能はAPUに統合されているため、基板裏面には一切コンポーネントは実装されていなかった |
都合2本のネジで固定されていたパッシブヒートシンク。サイズは実測で約65×60×24mm | |
「GA-E2100N」のキモとなるデュアルコアAPU「E1-2100」 | |
2フェーズまで制御できるAMD向けPWMコントローラIntersil「ISL62771」 | 電源回路には固体コンデンサやフェライトコアチョークなど高品質なコンポーネントが採用される |