エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.334
2014.06.14 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは「RVD350-FHPX28-480G」をPCに組み込み、気になるパフォーマンスを確認していこう。シーケンシャル読込最大1,800MB/sec、書込最大1,700MB/sec、ランダム読込最大90,000 IOPS、書込最大140,000 IOPSとされる公称値にどこまで迫れるのか楽しみだ。
ちなみに今回使用するベンチマークは、「AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088」「CrystalDiskMark 3.0.3」「HD Tune Pro 5.50」「ATTO Disk Benchmark 2.47」の4種類。テストはOS、ドライバ、ベンチマークソフトのみをインストールしたシステム用HDDを別途用意。テストドライブにはデータを書き込まないクリーンな状態で実行し、ピーク性能を計測している。なお詳細なテスト環境は以下の通り。
まずは「AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088」を使い、基本性能と圧縮率による影響を確認していこう。
AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088:総合ベンチマーク | |
AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088:Compression-Benchmark |
総合ベンチマークは、シーケンシャル読込1,500MB/sec、書込760MB/secを計測。いずれも公称スペックには届かないものの、総合スコアは2,000ポイントを大きく上回り、SATA3.0(6Gbps)対応SSDとは一線を画す性能だ。また「Compression-Benchmark」を確認すると、読込は圧縮率の影響をほとんど受けないが、書込は最大50%程度まで落ち込んでおり、LSI「SandForce」コントローラらしい挙動を示している。