エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.334
2014.06.14 更新
文:GDM編集部 池西 樹
続いて「CrystalDiskMark 3.0.3」ベンチマークテストに移ることにしよう。データサイズは50~4000MBの6段階、テスト回数は5回で、テストデータは圧縮率の低い「デフォルト (ランダム)」と、圧縮率の高い「All 0×00 (0Fill)」「All 0xFF (1Fill)」の3種類を選択している。
【50MB】 | 【100MB】 |
【500MB】 | 【1000MB】 |
【2000MB】 | 【4000MB】 |
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4Kの最高スコア(IOPS) | |
4K QD32の最高スコア(IOPS) |
シーケンシャル読込は「デフォルト (ランダム)」でも性能の低下があまりなく、データに関係なくパフォーマンスは安定している。一方、シーケンシャル書込は半分以下までスコアが落ち込む場面も見られるなど、圧縮率の影響が大きく、画像や動画ファイルのような圧縮率の高いデータでは、転送速度が低下することがわかる。とは言え、SATA3.0(6Gbps)の最大理論値600MB/secを下回ることはなく、どのようなデータでもシングルドライブを上回るパフォーマンスは期待してもいいだろう。
またランダムアクセスはベンチマークごとの誤差が大きいものの、最高値の比較では4K、4K QD32とも圧縮率による違いは最大で1割程度。IOPS換算では読込が168,000 IOPS、書込が150,000 IOPSで、いずれも公称値を上回る良好なスコアを計測した。