エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.336
2014.06.27 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
受熱ベース部を確認すると、「Nic L31」ではCPUと直接接触する「ダイレクトタッチヒートパイプ」が採用されていた。これは素早くCPUの熱を、放熱フィン全体に移動させる事を目的としたもので、受熱ベース部は平面研削が施されている。
3本のヒートパイプと接合された受熱ベースの最厚部は、実測で約5mm | |
平面研削された受熱ベースのCPU接触面。φ8mmヒートパイプは素材の銅色が露わになっている |
赤いフレームと白のインペラにカラーリングされた、120mm口径冷却ファン。形状はやや異型なスクエア風で、PWM制御に対応する4pinコネクタが採用されている。スペックは、回転数500~1,800rpm、騒音値18.0~34.8dBAで、最大風量は70.99CFMとされている。
ラウンドとスクエアの中間といった形状の120mm口径ファン。厚さは25mmで、フレームはリブ無しタイプ。なおファンラベルには「PLA12025S12M」と記されており、DC12V 0.2Aである事が分かる | |
ケーブルはスリーブタイプで扱い易さに配慮。コネクタは4pin仕様だ | |
冷却ファンはマザーボードへのマウント時に一旦取り外す必要があるため、着脱が容易なワイヤークリップ式が採用される |