エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.340
2014.07.13 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
ここからはドライブベイレイアウトをチェックしていこう。といっても見慣れたATXミドルタワーPCケースとは勝手が違い、必要最低限の収納力となるスリムタワー。限られたスペースを利用するだけに、なかなか凝った仕掛けが用意されている。
5.25インチオープンベイは1段を装備。薄型PCケースにはスリム光学ドライブかと思いきや、圧倒的なシェアと手持ち資産を生かすメリットをも考慮。フルサイズの光学ドライブが利用できる点はありがたい。
そもそもシャドウベイとは文字通り、表面の目立つところにある必要はなく、ひっそりと影の存在として役割を果たしてくれればいい。1台分のHDDが搭載できる3.5インチシャドウベイは、5.25インチオープンベイユニットを取り外す事で、その裏側に用意されていた。マニュアルを見なければ、その存在は分かりにくい。なおマウントには5.25インチ同様、ツールフリー機構が備えられ、楽に作業を進める事ができる。
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5.25インチオープンベイユニットを取り外すと姿を現す、3.5インチシャドウベイユニット。“ユニット”とはいえ、プラスチック製の黒いカバーと、スチール製シャーシの「折り返し」だけで構成 | |
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黒いカバーはフロント寄りに蝶番があり、固定されたピンを解除する事でオープン状態になる。実際の取り付けは、後ほどご紹介しよう |