エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.341
2014.07.16 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
今やゲーミングマザー必須の機能に挙げられるオーディオ機能だが、ここでは「GA-Z97X-Gaming 7」が搭載する「G1 Audio」をチェックしていこう。
まず通電するとオーディオ回路付近に赤いラインが点灯するが、これはデジ・アナ回路を分離する「Dedicated Audio Hardware Zone」。視覚的にも雰囲気満点だが、PCB基板レベルで回路を分離することで、オンボードサウンドの弱点でもあるノイズの混入を防いでいる。さらにオーディオチップにはSN比115dBのRealtek「ALC1150」を実装したほか、高品質なニチコン製の音響用コンデンサなど、回路全体を高品質なコンポーネントで構成。加えて600Ωのハイインピーダンスヘッドホンを駆動できる大容量リアアンプも搭載しているため、ボイスチャットを多様するプレイヤーにも大きな恩恵があるハズだ。
バックパネルインターフェイスにおけるトピックは、「G1 Gaming」シリーズが共通で搭載するQualcomm Atheros製コントローラ「Killer E2201」によるギガビットLANポートだ。低遅延かつ広帯域なネットワークパフォーマンスを実現するゲーミングモデルならではの仕様で、シリーズの顔の1つになっている。
また、画面出力はネイティブで4K解像度出力をサポートするHDMIポートのほか、DVI-DとD-Subを合わせた3系統を装備。オンボードによる3画面出力が可能だ。
USB3.0×4、USB2.0×4、PS/2×2と隙のないバックパネルインターフェイスの構成。オーディオ端子には、伝導性と耐久性に優れる金メッキ処理が施されている | |
GIGABYTEがゲーミングモデルの位置付けとして、大きなトピックに掲げる“Killer NIC”。ネットワークパフォーマンスを重視するなら「G1 Gaming」を選びたい |