エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.341

“Devil’s Canyon”とのタッグで贈る、魅惑のハイパフォーマンスマザー GIGABYTE「GA-Z97X-Gaming 7」

2014.07.16 更新

文：GDM編集部絵踏一

GIGABYTE マザーボード

オーバークロックにも役にたつ「クイックボタン」たち

続いては、基板上に配置された便利なスイッチ・ボタン類をチェックする。「電源」「リセット」「CMOSクリア」操作に対応した「クイックボタン」を装備、ケースに組み込むことなく起動チェックができる。マザーボードの状態を判別できる「Debug LED」やテスタ用の「電圧測定ポイント」など、オーバークロック時に重宝する機能も標準装備している。


ハイエンドモデルでは今や定番、基板上から電源のON/OFFやリセット、CMOSクリアができる「クイックボタン」を実装する。手前に並んだスイッチはBIOS ROMの動作を切り替えられる「BIOSスイッチ」だ

うまく起動しない時など、マザーボードやシステムの状態を確認できる「Debug LED」。OC時に起動しない時などは、この表示が指標になるだろう	コア電圧やメモリ電圧をテスターでチェックしたいという、ホンキのオーバークロッカー向けに「電圧測定ポイント」も備える

コネクタ・ピンヘッダをチェックする


基本的なレイアウトは一般的なモデルと同じ。電源コネクタはATX 24pin+CPU 8pin構成で実装する
	PCI-Express（x16）へ電源を供給する拡張電源コネクタ。マルチグラフィックス環境で動作が不安定になる場合には、こちらに接続しよう

搭載パーツ・チップ群をまとめてチェック

外観チェックの締めくくりとして、最後に基板上に散りばめられた気になるパーツやICチップたちをまとめてチェックしていこう。


「G1 Gaming」が共通で実装し、シリーズの性格付けに一役買っている、Qualcomm Atheros製ネットワークコントローラ「Killer E2201」。低遅延かつ広帯域を誇り、ゲーミングマシンには最適だ

SATA3.0（6Gbps）コントローラ、Marvell「88SE9172」	NXP製HDMI/DVIレベルシフター「PTN3360DBS」

ASMediaのHDMI/DVI出力チップ「ASM1442K」	I/Oコントローラ、ITE「IT8620E」

PCI-Express3.0対応のレーンスイッチチップ、Asmedia「ASM1480」

「Dual BIOS」を構成する、双子のBIOS ROMチップ	NICOS製電源レギュレータ「L1085DG」