エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.342
2014.07.23 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは「Z97 MPOWER MAX AC」をパッケージから取り出し、画像を中心により詳細を確認していこう。まずはオーバークロック耐性や、システムの安定性に重要な電源周りから。前述の通り、電源回路は、デジタル制御「DigitALL Power」仕様の12フェーズ回路を搭載。またCPUソケット周りのクリアランスも良好で、大型のCPUクーラーやLN2升でも余裕を持って実装することができる。
「Z97 MPOWER MAX AC」が搭載するのは、Intel 9シリーズの最上位チップセットIntel Z97 Express。Devil’s Canyonを含む、「K」シリーズすべてのオーバークロックに対応する他、PCI-Expressのレーン分割による、マルチグラフィックスもサポートされる。
MOSFET向けと同じく“M”がデザインされたヒートシンク。サイズは実測W60×L83mm | |
LGA1150向け最上位チップセットIntel Z97 Express。パッケージサイズは23×22mmで、TDPは4.1W | |
複数のパーツを組み合わせて構成されたヒートシンク。基板には都合4本のネジで固定されていた |