上位に匹敵。鮮やかな赤が映える堅牢仕様の電源回路

レッド×ブラックのカラーリングを採用する「G1 Gaming」シリーズ。電源周りは高品位コンポーネントで構成、CPUソケットにも腐食や設定不良を防ぐ5倍 (15μ) の金メッキが施されている

「G1 Gaming」シリーズの立ち上げとともに、GIGABYTEのゲーミングマザーボードはレッド×ブラックのカラーリングに変更された。その外観は「GA-Z97X-Gaming 7」とウリ二つで、電源回路も上位モデルと同じ8フェーズが実装されている。ちなみに他社製品ではこれ以上のフェーズ数を備えているモデルもあるが、GIGABYTEでは「多すぎても意味はない」という独自のスタンス。そのため、最適と割り出した8フェーズ構成がチョイスされているというワケだ。
　また、1万時間耐久を謳うコンデンサ「Durable Black Solid Caps」をはじめ、構成コンポーネントには高品位パーツを贅沢に使用。高負荷時における安定動作を下支えしている。

電源フェースは一般的なマザーボードの倍となる8フェーズを実装。コンデンサは、プレミアムな高耐久モデル「Durable Black Solid Caps」が採用されている
MOSFETを冷却するヒートシンクは独立マウントの2基。それぞれに「GIGABYTE」と「G1 Gaming」のロゴがあしらわれている

Intel 9シリーズ最上位、Intel Z97 Expressを搭載

「GA-Z97X-Gaming 5」が搭載するのは、Intel 9シリーズの最上位チップセットIntel Z97 Expressだ。K型番CPUとの組み合わせでCPUチューニングが可能なほか、PCI-Expressのレーン分割をサポートする。ちなみにGIGABYTEのZ97搭載マザーボードは全21モデルで、その約半数となる10モデルが「G1 Gaming」シリーズ。これだけでも、GIGABYTEがゲーミングマザーボードにひときわ力を入れていることが分かるだろう。

Intel Z97 Expressを搭載する。OCやマルチグラフィックスを考える際、最適なチップセットといえる
	チップセットを覆う独立マウントのヒートシンク。この部分もIntel 9世代からの新設計で、「瞳」をモチーフにした特徴的なデザインが採用されている