エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.346
2014.08.09 更新
文:GDM編集部 池西 樹
続いて大作オンラインRPG「ファイナルファンタジーXIV」2期目タイトル“新生エオルゼア キャラクター編”のスコアを確認していこう。品質設定のプリセットは“最高品質”にセット、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択して計測を行っている。
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 |
1,280×720ドットなら“非常に快適”とされる“7,000”を楽々クリア。1,920×1,080ドットでも“とても快適”な動作が保証され、より高解像度な環境でもゲームを楽しむことができる。さらに「OC」では1,920×1,080ドットでも、“7,000”を超え“非常に快適”を達成、高解像度でパフォーマンスをさらに追求したいなら、オーバークロックは有効な手段になりそうだ。
ベンチマークテストのラストは、カプコンの人気ホラーアクション「バイオハザード6」にて、締めくくることにしよう。なお品質設定は最高品質に設定し、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2種類を選択した。
バイオハザード6ベンチマーク |
こちらは解像度に関係なく、“とても快適な動作”が保証される“Sランク”を獲得、高画質・高解像度な設定でゲームを楽しむことができる。また「リファレンス相当」からのアドバンテージも約9%としっかりと発揮され、チューニング効果が高いのも嬉しいところだ。
ベンチマークテストでは、良好なパフォーマンスを発揮した「GV-N75TWF2BK-2GI」。続いては搭載クーラー「WINDFORCE(TM) X2」にスポットを当て、検証を進めていこう。温度は「3DMark」実行時の最大値を高負荷時、起動直後10分間何もせず放置した際の最低数値をアイドル時に設定している。
GPU温度温度(℃)/室温25.4℃ |
GPUコア温度は、定格で48℃、OC時でも51℃までしか上がらず、ミドルレンジのグラフィックスカードではトップクラスの冷却性能を実現。168時間という厳しい負荷テストをクリアしたというのも頷ける数値だ。
ファン回転数計測(rpm) | |
騒音値計測(rpm)/室内ノイズ32.1dBA |
またファンの回転数を確認すると、高負荷時でも回転数は1,500rpm前後、稼働率は30%半ばで推移しており余力は充分。動作音も最大37.1dBAの静音志向で、バラック状態でもファンノイズを意識させられることは皆無だった。排熱処理や音の問題で、グラフィックスカードの搭載を諦めているなら、ぜひ「GV-N75TWF2BK-2GI」を試してみて欲しい。